山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

退色、剥落、そして雨だれのグラデーション


看板が変容する要素、それは退色、剥落、錆び、さらに雨水が流れおちる具合によってできる模様があります。
退色や錆びも進みすぎると味気ない。
剥落も進みすぎるとリセット状態になってしまう。
そこで年月の経過を思い知らせてくれるのが、さまざまな要素によるのが雨水の流れによってできる汚れの模様。
写真の看板はその上の方に、錆びたトタンがあって、そこから流れ落ちる雨水が、縦線のぼんやりとした模様をつくっていて、退色、剥落、錆び、雨水の流れ模様の4つがこの看板の味わいをつくっているのね、って、なんだか芸術系の作品解題みたいな口調になってますな。