山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

路地コレ、自転車移動へ


杉並区の残り1、世田谷区の残り1をチェックの後、大田区の残り3を訪れる。
大田区の残り物件はいずれも水路敷で、直線の路地。長いことはいいのだけれど、先が見えるのは著しく迷宮感を削ぎ落とされる。先日訪問した大田区田園調布から世田谷区玉堤への路地が、直線の物件としては都内最高のものかもしれない。あそこは、閉塞感がそこそこあって、路地の末端では多摩川に出る。狭い路地から広い多摩川の河原敷という風景の転換がダイナミックだった。これに比べると、ほかの物件は味気ない。
さて、これで品川区に入ることになった。そこで、車に積んでいた折りたたみ自転車を、何日か放置しても大丈夫そうな場所に置いてきた。次からは電車でそこまで行き、路地を探索し、自転車で移動し、また次の路地を探索し、どこかの駅近くに自転車を置いて電車で帰宅するという方法をとることにする。
思えば、最初の路地探索もそうだった。すべて、自転車でまわったのだった。東京は広い、そして坂が多いということを思い知ったっけ。