山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

路地コレ、杉並区


杉並区の優良物件のほとんどは水路敷だ。
ところで路地ベスト87の区ごとの数を調べてみた。いちばん多いのは北区で10件。次が品川区で9件。そして堂々の3位に杉並区8件が入っている。4位は新宿区、大田区、豊島区が7件で並んでいる。
今日、走り回っていて、やはり路地(水路敷)の閉塞感が薄れていることを認識した。そのワケは……。
添付写真のように、左側は旧来の「万年塀」と言われるもの。しかしこのごろは、防犯の意味もあって、左側のように見通しのいい塀が多い。これが閉塞感を薄めているのだ。路地にある家が建て替わる。するとだいたいはブロック塀や万年塀だったものが、フェンスを使った見通せるものになってしまう。そんなふうにして、じょじょに閉塞感、密閉感が失われていってしまう。仕方ないことだが、残念だ。私なりの路地フェチ的指標からすると劣化していることになるので。