山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

PFF入選作セレクション@フィルムセンターの検証


6月24日から7月18日まで、フィルムセンター@京橋で「ぴあフィルムフェスティバルの軌跡vol.1」という上映がおこなわれる。
今回は1977年、78年の「自主製作映画展」そして1979年の「オフシアターフィルムフェス」の入選作、1981年から1986年の「ぴあフィルムフェス」の入選作から40作品がセレクションされ、それぞれ2回上映がおこなわれる。
8ミリのままで上映されるものについては、私がスケジュールが合うかぎりは上映をします。
その他、作家みずから上映すると言ったのは関根博之さん(これはいつものこと)、今関あきよし(これは意外)。
私の作品『海辺の記憶』も上映される(『ゴーストタウンの朝』は上映されない)。で、年度別の上映作品リストを渡されたのだけれど、
「!」
『海辺の記憶』が入選したPFF1983からは、ほかに佐野和宏の『ミミズのうた』が上映されるだけ。
「えーっ」
驚いた。
『ニヒル』『キャロットフィールド』『ファントム』『革命前夜』をさし置いてこの2本とは………。
………。
その後もつくり続けるってことは大切なことなんだぞ。
と、先日、金井勝さんに言われたのですが、なるほど、こういうところに効いてくるわけですよね。
PFF最初の10年に関しては、私もスタッフとしてディープにかかわっているので、いい機会です。思い出したところで、いろいろ書き残してみましょう。その後の日本映画にとっては、それほど重要な影響はなかったと思うのですが、超ディープな映画マニアの豆知識ぐらいにはなるかと思いつつ。