山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

一回転バルブ、成功です。続行します

昨日の添付画像のフィルムを見ただけで「これけっこうイケていそう」と感じていたけれど、成功です。
光が、まるでフィルム膜面に描いたかのようなおおきな円を描くのがいい。具体的なものと、抽象的なものの中間地点が、フィルムというブツの上に描かれていて、そのバランスがうまくいっていた。
200円かけた装置は今にも分解しそうなので、もうちょっと頑丈な回転盤を探して装置をつくりなおして再出撃しよう。

熊谷で夜撮影した映像もほとんどつかえるデキ。これももっと撮ろう。ただ、もう熊谷は使えない。熊谷のすべてを走り回ったわけではないけれど、また行ってもテンションが下がるような確信がある。どこか別の街にしよう。そう思ったら、目の前に重大な示唆が転がっていることに気づいた。
一昨日、東京8ミリシネ倶楽部に参加した。そのときに熊谷に住んでいるという人がいたのだ。その人は和紙の紙すきを記録した8ミリ作品を持って来て見せてくれた。紙すきが行われていたのは埼玉県比企郡小川町。じつは私も何日かこの街に泊まり込んで紙すきをやったことがある(そのときはビデオを回しただけ)。
そう、つまり「次に撮影する夜の街は、小川町だよ」と8ミリの女神さまによって示唆されているようなものではないか。よし、行きましょう、小川町へ。