山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

行田・熊谷の路地をうろつく8mmビデオ映像

そういえば、行田・熊谷の路地を自転車でうろうろしながら、8mmビデオを回したことがあったのを思い出した。
そこでゴソゴソとHi8ビデオデッキを箱から出す。うちは8ミリ映写機は常設してあるが、8mmビデオを見るのに手間がかかる。みなさんはいかがなされているのでしょう。8mmビデオやHi8の映像テープをどうしているのか。「あの映像をチェックしたい」と思って、8mmビデオやHi8のビデオカメラを引っ張り出してきても、もう死んでいる可能性もある。私はDVに移行するきっかけがHi8カメラ(ソニーVX1)の故障だったので、カメラはメーカーに引き取ってもらい、買ったときの金額を払い戻してもらった(非道?いや、使えないカメラをつくるほうが悪いでしょう)。そこで、その返却金を使って、実売で3万円台後半ぐらいだったHi8ビデオデッキを買っておいたのだった。
さて、セッティングして8mmビデオの映像を見る。
そうしていると、言葉にできないような不思議な気分になった。
なにか自分のなかで、ぽっかりと忘れているものがあるようだ。その感覚を取り戻さなくてはならない。ビデオは1992年の撮影だった。そのときにはあって、いまはない感覚のかたちがある。埋まっているかマヒしているのだろう。覚醒させなくてはいけない。