山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

『8マニュ2006web版』公開に向けて

『8マニュ2005』の文字データを無料スペースに置いておいたのは、ちょっと前のことだけれど、そこにリンクを貼って「ああ、これでもう印刷や納品、精算(まだ終わってはいないけど)はないのだ」と、ちょっとさびしいような気分でいた。
しかし「文字データを置いといたから、あとは勝手にしてくれ」というのは、あまりに不親切のような気もしていたのだ。そこにとある人から「複数の人間が最新情報を盛り込んで書き換えていけるような、web上の8ミリ事典のようなかたちにしてはどうか」との提案があった。
なるほど! と、まずは現時点での情報を盛り込んだ『8マニュ2006』のような感じのものを書き出すことにした。
しかし、シングル8なきあと、シングル8用カメラを使える唯一のフォーマットである「シネビア」をどう扱うかという難問に直面した。
レトロ通販店主さんからは「これはお遊びのようなものです」という内容のメールをもらっている。そこらへんのニュアンスを、客観的にどう表現するかがむずかしいなぁ。あと、フィルムの厚みがシングル8とは異なるので、カメラによっては(あるいは湿度や温度によって)駆動トラブルが発生するかもしれないことも、伝えないといけないし。
あー、煩雑になるのはいやだ。
しかし『8マニュ』を使い勝手のいいかたちで残していくということは意義があることだと思うから、8ミリに対する最後の御奉公だと思って作業を進めることにしよう。