山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

新作2本の編集・録音をする


『表面科学の路地』の編集をする。即興撮影なのでつなぐ箇所も少なく、30分ほどで完了。つぎに『うずまきの彼方へ』の編集をする。これも順番が決まっているし、脳内ノンリニア編集しているのでサクサクとつないでいくだけ。ほぼ1時間で完了する。
『表面科学の路地』は音声別出しなのでギリギリまで検討できる。『うずまき~』の音入れ作業にとりかかることにする。
まず、つないだフィルムを簡易テレシネ(映写機でどこかに映写したものをビデオカメラで撮る)する。そのminiDVテープを見ながら、音声インサート機能を使って、ナレーションと音楽を入れる。3チャンネル簡易ミキサーにマイクとポータブルMDを挿して録音する。
録音が最後まで入れられたら、次はminiDVテープの音声を、8ミリフィルムに録音する作業。今回、試しに上映用のGS1200で録音をしてみようとしたら、どうにもこうにも録音できなかった。録音の機能はダメになっているようす。というわけで、昨年と同様に、フジSD20を使うことになる。作動が不安定なので使いたくなかったのだが、しかたない。DVの映像を見ながら、SD20側のスピードを微妙にコントロールしつつ録音する。一回だけやりなおした。音楽は最後だけなので、わりと簡単(音楽が流れている最中にスピードを変化させると、微妙な変化でもはっきりわかってしまう。ナレーションの場合はわかりにくい)。
なんとか仕上がったのが先ほど。ほぼ13時間、テンションを持続させていた。13時間で仕上がったのではない。これは4日かかっている。昨日までの3日間は、毎日このブログは書いていたけれど、じっさいは届いたインド映画DVDを見たり、ゲームをだらだら進めていたりしていたのだ。しかしこの時間が必要なんスよね。腫れている脳味噌が復帰して、精神的な準備ができたところで一気に集中して編集、録音するわけです。
きれいごとっぽく書いたけれど、私の作品の撮影につきあったことがある人はわかっているように、編集・録音のさいにも私は終始イライラしていて、ちょっとでもミスると口ぎたなくののしり、身の回りにあるものを蹴飛ばしたり突き落としたりして、荒れまくります。醜悪です。しかし毎回こうだから、修正しようがない。