山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

路地コレ2発動、北千住西口へ


忘れないうちに書いておくと、東京路地コレクションと言っても、資料の関係から、23区内しかやっていない。多摩地区はまったく手つかず状態なのだ。しかし生まれも育ちも東村山なので北多摩はほぼ手中にある。手薄なのは中央線の南側の多摩地区だ。八王子、日野、多摩、府中、調布、狛江あたりね(町田は最初から多摩地区だと思っていない)。
さて、とある打ち合わせののち、北千住へ直行。やはりここから始めないといけないと思ったのだった。
西口を出て、ムエン通信の路地写真の場所をたどろうとするが、いきなり駅そばの路地が消滅していることが判明。がっくりくる。路地と少年少女は生モノだ(あと廃墟も)。
北千住はこれまた何回も書くけれど、地図を見ると、荒川と隅田川の大きな中州のようになっている場所にある。こういう立地なので、東京大空襲の被害が少なかったのだと思われる。
添付写真は駅から徒歩10分ほど離れた千住河原町30の物件。ブロック塀の隙間になかば強引にアルミのドアが取り付けられている。ドアには鍵がかかっていたが、その向こうは10台ほど停められる駐車場になっているので、地主の利便のためにこういうふうになっているわけだ。だから意味のない物件(トマソン)ではないのだが、ドアがあるゆえに強烈な狭さが演出されているところが優れていますな。