山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

モルト(遮光素材)の自作に挑戦


前にカメラ店にてモルトを買おうとしたけれど、800円ぐらいしたので思い直したことを書いた。
さて、ホームセンターにて代替の素材になりそうなものを探し、2つほど購入してきた。ひとつは「ゴムスポンジ」もうひとつは「ポリエチレンスポンジ」。どちらも10cm×10cmで厚みは5mm。ゴムの方が150円ぐらい、ポリエチレンの方は50円。カメラの方の窓穴は直径3cmだから、うまくするとひとつから9個取れるわけだ。これは安上がり。しかしうまくいくかどうかはわからない。さっそく挑戦してみた。
直径3cmの円に切るということだからと「円切りカッター」を使うが、やわらかい素材なのでうまくいかない。ポリエチレンスポンジの方はカッターで楽に切れるので、コンパスで3cmのしるしをつけてカッターで切り抜き、さらに2mmほど内側にも切って輪をつくった。不格好だけれど、カッターで簡単に切れるから調整は楽だ。
ゴムスポンジの方は、カッターを押し付けてもうまく切れない。そこでまずははさみで直径3cmに切ってみた。不器用なのでいびつなかたちになったが、まあいい(←おおざっぱな性格)。問題はその内側だ。これははさみでは心もとない。そこで彫刻刀を持ち出して来て湾曲しているものを押し付けるようにして切ってみたら、なんとかなった。
さて、カメラの方だ。ZC1000とP300を持って来る。どちらもまずはこびりついているモルトの残骸をマイナスドライバーなどでこそげ落として、ある程度きれいにする。P300の方は窓穴の内側に溝がある。ZC1000の方は何もない。そこで、ゴムスポンジの方は接着剤がついているので、こちらをZC1000に貼りつけた。P300は溝になっているところにポリエチレンスポンジを押し込んでみたら、固定できた。
写真左上がP300、右がZC1000だ。左下にあるのがスポンジ2種。灰色の方がポリエチレン。
とある店で1200円で売っている(↓)けれど、これでじゅうぶんだと思うなァ。
http://film.club.ne.jp/item/spongering.htm