ひさしぶりに撮影する
今日もコンセプトを求めて車で走り回っていた。とりあえず『予感』をさらに進展させることは不可能と思っているので「ひとつ戻る」ということで、ふたたびボウリング場のピンオブジェに狙いをつけた。
もちろん取り組んでいるのは、ずっと「地形の映像表現」だ。どうにかして高低差を表現できないものかとずっと考えている。
それはともかく、偶然、廃墟をみつけてしまった。なかなかいい感じだったので、まずはデジカメで撮り、車に戻ってその画像を再生して見る。そうするとカット割りみたいなものが見えたので、すぐに撮影することにした。当然ながら、常に三脚とカメラバッグは積んでいる。
作品として成立するコンセプトが浮かんだわけではないから、作品にはならないかもしれない。その場合はこれは『往復V』のための映像素材になる。
場所は川越市の南部。県道沿いではないので、偶然見つけるのはかなり困難な物件。しかし1階は鉄板で覆われて侵入は不可能だ。ふだんは近所の流通センターの従業員用の駐車場になっているみたい。