山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

湊谷夢吉『レジェンドvol.1』刊行


ついに刊行されました。紙質がよくてずっしりと重たい。値段も税抜き2500円と重たい。
このなかで「無用の天地」という漫画の主人公の名が「山崎幹男」。左翼として追われ日本を脱出したが、どういうわけか満州で戦意高揚映画を撮っているという屈折した設定だ。で、その映画のヒロイン女優が「犬飼久美」。
ま、漫画家のよくやるお遊びだけれど、当時、銀河画報社のまわりにいた人はたいてい名前を使われているようだ。
発行部数も少ないだろうから、将来、定価以上の値段でオークションで取引される可能性は大だ。そういう意味でもとりあえず見かけたら買っておいてソンはないと思う。(前にちょいと紹介したサンリオSF文庫『生ける屍』は3万円で落札されました。これ、古本屋で250円で入手したもの。ま、成功例の影には失敗や見込み違いも多々あるのだけれど)