山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ロフトプラスワンversionの編集をする


例のフィルムの編集をおこなう。
9月10日のオールナイト枠で、新宿ロフトプラスワンにて映写するヴァーションだ。コンセプトは「ブルーフィルムを収集するなかで入手したものだが、どうもブルーフィルムではなく、得体のしれない行為をおこなう男女が映っている」というもの。その得体の知れなさが恐怖感情へとつながるだろうという狙い。
それはともかく、絵コンテを描いて役者さんに説明し、撮影したものだから、編集はその順番でつなぐだけ。間断を置かずに8ミリ映画をつくっているので、他人には困難なことでも簡単にできてしまうのだろう。フィルムは現像から仕上がって来たところで見ている。それを脳内に取り込んで脳内ノンリニア編集をしているから、あとは現物をそれに近づけ、リズムを正確に刻ませるだけだ。私には簡単だが、これが難しい作業だろう。でも今はビデオってものがあるわけだから、フリッカーを気にせずに簡易テレシネし、それをノンリニア編集でいじくっているうちにかたちになってくれるはず。私は長年やってきたので、それがフィルムを触ってつなげるだけで脳内に映像が流れるようになっているのだ。楽器の演奏と似たようなものでしょう。毎日惰性でなく触っていて、それが十年以上にわたって続いているのだから。