山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

コダックVISION200Tでオブジェを撮る


炎天下、しつこく撮影してきました。カメラはキヤノン512。それで8ミリのネガフィルムであるVISION200Tでオブジェのまわりをコマ撮り撮影しました。じつはラブホでの撮影でもサブカメラ状態で回していたので、今日はその余尺を消化するという目的でもありました。
これはスーパー8フィルムのなのでフィルムの厚みが異なり、シングル8と一緒につなぐとピント位置を調整しないといけない。なので、現像したあと、不完全密着デュープをしてシングル8にして使うつもり(不完全密着デュープがわからない人はムエン通信8ミリ救援センターの当該テキストを読んでください)。
現像は、コダック正規ルートだと例によって時間がかかるので、広島の監視カメラ関係会社の奥田商事に依頼することにする。とか言って、私はもちろんのこと、知り合いでネガ8ミリを奥田商事で現像した人はいない。いわば私が人柱になるわけだ。まあいい。人柱になるのは好きな方なので。
で、フィルムを送る方法や支払いの方法が会社のHPではわからなかったので、問い合わせメールを出したのだが、1週間たっても返信がこない。しびれを切らせて本日朝、電話したら「撮影済みフィルムを送ってくれれば、現像して送り返す。そこに請求書添付するから銀行に振り込んでつかーさい」とのこと。ちなみに現像料金は1ロール2000円。それに送料が加算される。
ところで、ここはコダックの白黒8ミリも同じ値段で現像サービスをしている。白黒8ミリの現像はNYのパックラボをオススメにしていたのだが、最近、私の身近なところで現像ミスがあった。で、その対応のしかたもちょっと疑問を感じるものだった。なので、選択肢としてはここもありだと思っている。ただ白黒ってのは質感をきびしく問われるので、ここがどんな感じで上げてくるかは未知数だ。そもそも監視カメラ関係専門会社だし。
そう言えば、なぜ監視カメラの会社がこんなサービスをしているのか。じつは世の中には監視カメラにビデオが使えない場所が存在するのです。さて、それはどこでしょう。
答えは発電所。ここは強力な電磁が発生するためにビデオは使えないのですな。それで今もなお8ミリフィルムをつかった監視カメラが使用されているというわけ。