山崎幹夫の各種センサー

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熊井風音選手@下北沢成徳


辺野喜未来選手は前十字じん帯損傷で全治1年の大けがをしていたそうで、前に記事に書いた時点ですでに手術までしていたそうな。
プロレスラーもよくじん帯は切ります。が、跳躍を必要とするバレーボール選手にとっては、これは選手生命にもかかわること。あまりマイナス思考になりたくないけれど、選手としてはもうムリかもしれない。(追記…上尾メディックスに入団となりました。試合に出るまでにはまだしばらくかかるでしょうけれど、とりあえずよかった)
辺野喜選手のいない下北沢成徳。初戦の相手は福岡代表の北九州高校という強敵。こりゃムリだろうと思ったのだけれど、なんとなんとフルセットの末に勝ってしまいました。
自分の見た目では、勝因はリベロの優秀さの差にあったように見えた。下北沢成徳リベロは、すでに上尾メディックスへの入団が内定している大室璃紗。
しかし最後の最後でいいショットがありましたよ。それが添付画像。フジテレビのカメラマンも、これを撮ったときは内心「やったー」と思ったでしょう。フルセットのおしまいあたり、あと2点取れば下北沢成徳が勝てるという局面。
前衛の1年生、熊井風音選手が、エースである林選手(東レに入団が内定)と一言交わしているショットだ。おお、なんて頼もしい顔をしていることか。思わずぐっときて、うるっとしちゃいます。熊井選手はちょっと男前すぎるんですけど、このシチュエーションでこの顔つきは決まりすぎ。
2階の応援席からは、松葉杖の辺野喜選手も拡声器を片手に、声を枯らすほどに応援しています。

これまたぐっとくるシチュエーション。