大川戸洋介作品がフィルムセンターで上映される意義
フィルムセンターでのPFF回顧上映第二弾は24日に終了したけれど、個人的にもっとも感慨深かったのが大川戸洋介作品が上映されたということ。
私は今回は出品作家ではない。プログラムにもかかわっていないので、単なる映写技師としての参加(バイト)だった。
しかしながら、この15年ほど、大川戸洋介作品を上映してきたのは、もっぱらラ・カメラ(乃木坂時代から)とneoneo坐がほとんどだったと思う。あとは大西健児の上映企画でやったぐらいだろうか。
PFF入選を踏み台にして商業映画の監督をなりわいにしている面々のなかで、大川戸洋介は異彩をはなつ。そして、当然のように2回の上映ともに会場に訪れ、挨拶トークをしていった。
そうして上映した『恋の姿見』だったのだけれど、映写をしながら私は大川戸やこの作品とはまったく関係ないあることを思い出した。まったく関係ないので、項をあらためて書くことにいたします。