山崎幹夫の各種センサー

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錆びサイディング、まぎらわしい


所沢にて、信号待ちをしていて「お、錆び」と反射的にパチリ。
しかし帰宅してよく見てみると、
「これ、ナチュラルな錆びじゃないよね。錆び模様のサイディングですかね」
そう思ったのは、錆びに連続性がないということ。
錆びたトタン板を、わざわざまた切って、貼付けるというのは考えにくい。やはりこれは「錆びたような感じ」に加工されたものでしょうね。
そうだとすれば「錆び」の産み出している感触が、マイナスのものではなくなってきているということになる。
疑似廃屋風の新築住宅が、気負い無く登場してくるようになるのも、もう間もないことかもしれない。
そう考えると、東村山あたりのOMソーラー住宅は、二階部分にトタンを貼付けたものが多い。それを見るたびに「んー、見る人によっては、これは貧相に感じるだろうになぁ」と思っていたのだけれど、そこらへんのセンスをさらに延長していくと「錆び風味」につながるのかもしれない。