山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

NIZOブラウンS8Eを直したゾ


NIZOブラウンの8ミリカメラは修理しやすくできているという話だったので、学校の授業で使っているカメラを自分で直してみようかと自宅に持って帰った。
症状は、モーターが回っている音がするけれど、フィルムが回っていかない、というもの。おそらく動力を伝える途中で不具合が起こっているのだろうと予想できる。ならば素人作業でも直せる確率が高い。
ネジ4個はずして、上の画像のようにメカ部があらわになる。ここで「おおーっ」と思った。フジのカメラでは、もっと複雑な過程を経なければメカ部に到達できない。それにネジも「開けるな」と言いたげに小さいし。
さてNIZOブラウン。まんなかの上部にあるのがモーターで、その左下に歯車がある。ここがズレて動力が伝わらなかったのが原因だと、視認してわかった。位置のズレを正してやることで、きちんと歯車が噛み合い、カメラはふたたび使えるようになりました。
ずいぶん前の「映像制作ノート」時代に、にフジカP300のジャンクを再生する記事を書いたかと思うけれど、それより全然ラクでした。