山崎幹夫の各種センサー

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『ペルソナ4』2周目で真エンディング到達


攻略wikiを覗いて「あ、おまけダンジョンあるみたいだな」とやってみたら、これこそラスボスへの道でした。すっかり誤解していました。というか、わかりにくいよ。プレイした人のかなりの割合が、3月20日のダンジョンとそのボスに遭遇せずに「これで終わった」と思ってしまうんじゃないかなぁ。
そんなこんなで2周目は60時間かかってクリア。
サブエピソード(ゲーム内ではコミュと言う)は、ひとつだけクリアし損ねました。残念。敗因は、こちらは結果的にはクリアしたけれど学童クラブを舞台にしたコミュに手間取ったため。なぜ手間取ったかと言えば、私は学童クラブ指導員としてはトータル10年ぐらいの経験があるため、ゲームのなかのことだからと割り切ることができなかったのね。作者はちょっと学童クラブ指導員というものに誤解があるようです。
ところでこのゲームの作者(ディレクター&プロデューサー)は女性なのだと思い込んでいた。前半に登場するホモセクシャルっぽい部分の不自然さとか、主人公がありえないほどモテモテな部分とか。しかし調べてみたらそうではなかった。うーむ、腐女子向けを意識したつくりなのかな。
とは言うものの、女性キャラの描き分けもうまかった。添付画像にはいないロリキャラひとりを含めた5人の女性キャラが、それぞれヒロインの要件を満たしていました。
サブエピソードのなかでは「2番目の被害者の弟」とのものがなかなか味わい深かった。不可解な事件で家族のひとりを殺され、残された家族やそのまわりの人々との間に生じるぎくしゃくしたものをよく描けています。フツー、ゲームってものはそこまで濃厚に「人間の死と、残された人々の苦悩」は描かない、描けないものですが、このエピソード(コミュ)では突然の空白を埋める過程を感じさせてくれて秀逸です。一周目だけで済ます人にも、このエピソード(コミュ)だけは最後まで見てやってほしいと思いました。
さ、売ろうかな。