黒糖焼酎はホントに糖分ゼロか
黒糖焼酎のウリが「糖質ゼロ」です。
甘みを感じるけれど、蒸留酒だから糖分はありません。
しかし、それってホントかなー? 食品偽装が流行ですけれど、むかしから「純米酒」のなかにはウソつきがありました。純米酒ばかり飲んでいると、最初にフタを開けて香りを嗅ぐ段階でわかります。ツンと刺激的なんですよねー。
焼酎にもブドウ糖は投入されています。
おおきな金額をかけて広告をしたりして、しかし本体は安価で、どこでも販売されているような酒はその疑惑あります。
さて、黒糖焼酎と言えば、黒糖由来の甘みを感じる酒です。じつは私、このことについては目をつむるつもりでいました。
そんなに神経質にならなくてもいいかと思ったのです。
でも「糖質ゼロ」を声高に叫んで黒糖焼酎のウリにしている宣伝文を目にします。
なので、ちょっとだけ、調べてみました。
気になる結果は……。
シロですね。調べた銘柄については砂糖の添加はないと思っていいでしょう。
スプーンに入れて、コンロで蒸発させるだけの簡単な実験です。砂糖が添加されていれば、多少なりとも黒く焦げるのです。添付画像は、室内の光を反射させていて、そこにシミにように残っているもの(画像の真ん中)がありますが、これが味の決め手でもある雑味の部分なのでしょう。砂糖添加はないようです。しかしこれからも、不自然な甘みだと感じたら、調べてみることにしようと思います。