山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

やはりカージョルは素晴らしすぎる


9日にneoneo坐@神田小川町でおこなうインド映画レクチャーのための参考作品セレクションをおこなう。
つまりインドミュージカル漬けになったわけですよ。
ほぼ2時間ぶん、インド映画(ヒンドゥー語)のミュージカルシーンがほとんどで、約10分ほどアクション活劇部分も見せ、約4分ほど私の作品『虚港』のなかでインドミュージカルを真似てつくってみたところも見せようと思う。それ以外はすべて歌って踊っての羅列になるので、そうとうに濃いことになる。クラクラしちゃうかな。ま、やってみましょう。
画像は『GUNDARAJ』のカージョルの踊る場面。これをトリに持ってきた。
自分が見たなかでのインド映画のベストカップル、カージョルとアジャイ(この二人は実際に結婚してしまったので、私はひそかに「インドの百恵友和」と呼んでいる)のいくつかの共演ミュージカルのなかで、これが一番シンプルかつベストかと思う。
赤は燃えるエロス的心情の色。黄色はハッピーであることの願いと思い。背景は緑の植物しかない。陽光照りつけるが恋するふたりのエロスの方がアツイ。
こんな映画が90年代の半ばにしてもまだ成り立つとは、なんとインドは豊穣なのだろう。