山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

『往復V』のシメの編集、1秒も進まず


添付写真は20リットル入りの「燃えないゴミ」の自治体指定袋。ここにぎっしりと捨てるフィルムが入っている。この写真を撮ったあとも、ムラムラとした衝動に突き動かされ、はさみを差し込んでさらに切り刻んだ。精神分析すると、どんな解釈になるんでしょうかねぇ。やはり自傷行為につながっているカタルシスなのだろうか。
それはともかく、フィルムの大群のなかに、50ftリールが見えているかと思う。これは「巻いて捨ててもいい」と思ったもの。これは自分の作品のために撮ったものではない映像素材なのです。そういうフィルムに対しては、捨てるにあたって暴力を振るう気持は出てこない。
ゴミ袋はこれが2つめになる。
ところで『往復V』を始めるとき、山田さんと取り決めた条件(縛り)は「1回あたり、50ftリールに収まるくらいの長さにしよう」ということだけ。シングル8だと、最大限6分ということになる。
今日は1秒も進んでいないけれど、シメの部分全体の長さだけはおぼろげながら見えてきた。
どうやらこの「縛り」ぎりぎりの6分になりそうだ。
あと2日ぐらいかかるかな。