廃墟の延長線上にあるもの
いろいろなものがある。
個人的にはそれは「路地」かと思うのだが、ひょっとすると「路地」の方が「廃墟」を包むのかもしれない。
あるいは「廃自販機」ってのも自分にとってはツボだったりする。
ツボは個人個人異なるから、ある人にとってはそれが「在日朝鮮人集落」だったり「マルフクの看板」だったりするのだろう。私はもうちょっとつけ加えると、外壁のヒビとか亀裂、それを修復した痕跡なんかもぐっとくる。そのことは紙媒体だった頃のムエン通信のどこかに「ロゼッタ壁面」と名付けて書いたっけ。
あるいは廃棄された自動車。
添付写真のものは凄いでしょ。もう車のミイラ状態になっている。
これは浦和所沢道路沿いの、東所沢近辺に廃棄されているもの。地番でいうと牛沼あたりか、あるいは松郷かも。そう『となりのトトロ』の主人公たちが引っ越してきたのが松郷ですな。