山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ウィッチャー3 ワイルドハント(PS4)


ポーランドアクションRPG大作。
奇をてらうことなく作り込まれている。アクションのレスポンスも良好。
原作があるらしく、主人公は渋めの中年男で固定。美しい女魔術師とのロマンスも適度に盛り込まれていて、エンタメ性もじゅうぶんある。
世界の造形はけっこうリアルで、風がごうごうと吹きすさび、地面は水たまりだらけでびちょびちょしている。酒場では酔っぱらいがうげーっとゲロっているし、通行人どもはしょっちゅうツバを吐く。なんだかきたならしい世界。
CEROがZ(18歳以上推奨)であるため、戦いでは首チョンパ、胴体ぶった斬りが頻発する。血もどばっと派手に飛び散る。
これまでの洋ゲーオープンワールドファンタジーでは、メインストーリーはせいぜい20時間ていどだったのだけれど、これはメインがやけに充実していて50時間ほどかかることを想定しているみたい。じっさい、なかなかボリュームありました。
洋ゲーらしく、バグでのクエスト進行不能もあり、地形にはまってしまうこともあり。
クセは強くないので、強烈に印象に残るというゲームではないけれど、現時点ではグラフィックやエンタメ性では最高峰の作品になっている。