山崎幹夫の各種センサー

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死闘! 下北沢成徳vs文京学院大付属


バレーボールはテレビ中継において、カメラマンが選手の表情をとらえやすい。
サッカーやバスケは選手が動き回っているし、野球は球場が広過ぎる。バレーボールは相手のサーブを待つときに、選手の動きが止まるから、とても表情を狙いやすい。
添付画像は、今年の11月16日に墨田区総合体育館でおこなわれた、春の高校バレーの東京代表の3つ目の枠を争う試合。
画像の選手は文京学院大付属高校の柳沼優花。相手チームにあと1点取られてしまえば、今回の春高バレーには出場できなくなってしまう。どうしよう。
そんなぎりぎりのところに追いつめられた少女の、はりつめた緊張がびんびんと伝わってくる表情だ。
とくにこの試合は大げさでなく「死闘」と言ってもいいような展開だった。
この3セット目。
ともに2試合目でもあることで疲れがピークに達し、それを越えてしまったのだろう、まず下北沢成徳のエースアタッカーである林選手が足がどうにも動かなくなって一時退場する。まるで、それにつたれたかのように、今度は文京学院大付属の方の、やはりエースアタッカーである柳田選手が退場ししたのだった。
そんな中でのこの表情なのだろう。