山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

どうやら高橋畳店の廃屋らしい


あ、こんなとこに。
商店街とは言えないような、それでも商店が10店ほどかたまっている一角が、住宅地のなかにふいにあったりする。
でもたいてい、半分くらい、いや2/3ぐらいかな。もう閉店してるんですよね。
ここはどうやら畳店だったようで、でも閉店してからけっこう時間が経ているようです。
ここに立っていると、自分の心のなかにも同じように「ずいぶん前に閉店してしまったなにものが」がたくさんあって、それらがざわざわと反応するんですよね。
その反応がなにかを生み出すわけではなく、ただ沼に石を投げ込んだ水紋のようなかんじでゆらゆらと力なくざわめいて静かに消えていくだけ。