山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

マルフク看板はインスタレーションである


金融会社の金属看板ってのはホント多い。しかし、それってバイトが貼った枚数に応じて賃金をもらっているのだろう、貼る場所のセンスが悪い。見境なく貼ってある。
マルフク看板の優れているところは、その看板の位置取りだ。廃屋や錆びトタンに貼付けられている例が目立つけれど、たとえば添付写真のように、わざわざ道路から少し離れたところに貼って、全体の構図のなかでのバランスを取っている。これには美学を感じるぞ。現代美術のインスタレーション作品制作の感覚なのかも。