山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ラスト・オブ・アス The Last of Us(PS3)


ゾンビうろつく崩壊した世界を、少女を連れての道行き。
これでもかと細かく書き込まれたグラフィックに驚く。廃屋のすべての部屋に入って鑑賞してしまうほど。
そういうことをしないでサクサク進めると15時間ほどのボリュームらしいけれど、置き去りにされた遺物や壁のポスターなどを「ほお」とながめていたので、自分は30時間以上かかってしまった。
添付画像は放棄された町のなかのひとつの店に入ってみたところと。遺物から、そこがおもちゃ屋だったということがわかる。画像の一枚絵だとわかりにくいが、これがすべて3D表示されているので、こうした遺物ひとつひとつを見て回るおもしろさがある。とにかく描き込みの物量に圧倒された。
また、読み込みで待たされることもなかった。
次のエリアへつながっている場所に近づくと、それまで走っていた主人公が強制的に徒歩になる。そうやって、次のエリアのデータを読み込んでいるのだろう。こういうところも感心。
物語や操作性についても、練り込まれ、親切にできている。
グロ描写はCERO(推奨年齢制限)がZ(18歳以上)なので、かなりキツい。直接表現はされていないが、明らかに人肉食をしているという場面もあった。

わりと感心したので、これまで食わず嫌いしていた、この製作会社(ノーティードッグ)のヒット作である「アンチャーテッド」シリーズをやってみようかという気になったので次、それで。