山崎幹夫の各種センサー

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『トゥーワールド2』(PS3)その2


終了しました。
オフラインで50時間ほど、オンラインで20時間ほどプレイしました。
このゲーム、俗に「フリーワールド」と呼ばれているタイプのRPGです。その対極にあるのが「一本道」と呼ばれていて、つまりゲーム内の世界をストーリーに沿ってひとつひとつこなして進めて行くのが「一本道」タイプ。進めるべき要素がいろいろあって、わりかし気ままに構築された箱庭的世界を探査して楽しめるのが「フリーワールド」と了解ください。
そういう意味で『オブリビオン』とついつい比較しながらプレイしてしまいます。
世間的な評価で言うと『オブリビオン』に対して、こちら『トゥーワールド2』はとても低い評価しか得ていません。
でも、もったいない。こちらの方が優れている点がけっこういろいろある。でもそれをひとつひとつ指摘していっても「重箱隅つつき」ですからやめときましょう。
ただひとつだけ指摘しておくと、このゲームの世間的評価が低いのは、多くのユーザーに指摘されているように「後半になって驚くほどしりすぼみする」ということでしょうな。
4章構成なんですが、3章はごく狭い範囲で一本道のクエストをこなすだけ。4章はさらに狭くてラストダンジョンだけと思ってもいいくらい。しかもラスボスがなんだか唐突過ぎる。あ、私、ラスボス撃破してません。撃破するモチベーションもそがれるほどの尻すぼみ具合だったので。
でも、おもしろかったですよ。
オブリビオン』はその世界がコピペで構成されていることがうんざりしたところで終了でしょう。でもこちらは、世界の描画では飽きさせなかった。緻密な描画は特筆すべきものだと思う。でもなぜか肝心なところで手抜きと断言せざると得ないようながっかり感があったな。
あれこれ書いていくと長くなるので、ここまでにしましょう。「その1」で書いたようにポーランド製とのことで、スタッフ名にやたらと「~ノフ」とか「~スキー」が多かったのがご愛嬌。