山崎幹夫の各種センサー

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Fallout : new vegas(PS3)


「Fallout3」の続編。
この作品の舞台はラスベガス。荒廃した未来だけれど、ちょっとばかしラスベガスは復興しかけていて、荒野のむこうにカジノのネオンがまばゆく見えていたりするのがとてもいい。
しかし、しばらくプレイしているうちに、今作をつくったのが前作のチームではないことが如実に感じられてくる。なんつーか、監督が変わったことがはっきりわかるといいますか、随所で「オブリビオン」らしさが払拭され、よりフツーのRPGっぽくなっているのね。それがよく作用している部分と、悪く作用している部分がある。
オブリビオン」も「Fallout3」も勝手きままにゲーム世界を旅することができた。つまり、東西南北、どちらに行ってもかまわないという自由度があった。ところが今作では、やたら強力なモンスターを配置することによって「はいはい、まずは南に向ってくださいな、プレイヤー様」という「誘導」を感じさせてしまっている。これ、かなり印象に差がでてきます。
とは言うものの、じつによく作り込まれています。はまってしまうと、おそらく2回目、3回目と、前とはちがうルートでのプレイをする人も多数いるのだろう。
プレイ時間は80時間弱。