山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

『クラゲと亀裂』の音楽づくり


添付画像はアップルの音楽作成ソフトgaragebandの画面。『クラゲと亀裂』は16分近い作品になりましたが、はじまってちょっとしてから音楽スタート、そのまま最後まで音楽が続きます。なので15分ぐらいのものをつくった。
前にgaragebandで音楽を作成したのはちょうど一年前。『マルフク百景』のためだった。
ここでボヤきます。結局、映像作品をつくったときしか音楽を作成しないものだから、さっぱり上達しません。もっと日常的に遊ばないとなぁ。ボヤき終わり。
『クラゲと亀裂』の英訳タイトルはJellyfish and Slits。「亀裂」は映画で出てくる物件からしてもcracksの方が似つかわしいのだろうけれど、slitには日本語でいう「ワレメチャン」とおなじ下ネタな意味があるので、あえてslitsにしてみました。
なぜそんなことを知っているのかと言うと、いにしえのパンクバンドでスリッツという女性だけのバンドがあったのね。日本語にすると「ワレメちゃんズ」だ。このバンドは音楽的にはたいしたことなかったけれど、パンクの思想面を考えるうえでは重要な位置にあって、興味ある人はwikipediaの当該項目を読んでみてください。
で、スリッツはやがてレゲエ(ロンドンレゲエですね)と出会い、ニューエイジステッパーズへと発展する。このバンドの音楽は私が『ゴーストタウンの朝』でたっぷりつかいました。
そんな縁というか連想があるので『クラゲと亀裂』の音楽は、ダブっぽいレゲエにいたしました。しかしホント、ツヤもヒネリもない、シロートDTMな音楽になっちまったぞなもし(←またボヤいてます)。