山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

玉川上水と残堀川の交差


玉川上水と残堀川は交差している。場所は立川市上砂町4。西武拝島線武蔵砂川駅から400mほどなので、興味ある人は見にいってみてはいかが。
まー、玉川上水ってのは農業用水路であって、自然にできて昔からある川と、人工的に引いてきた用水路が交差しているってのは、そんなに珍しいものではない。
しかし、多摩川上水って、あまり用水路っぽくないこともあって、けっこう珍妙な状態を見せている。
画像は西を向いて撮っている。画面の下を右から左へと流れているのが残堀川。視認しずらいかもしれないが、向こうに見えるのが玉川上水。残堀川の水面よりも、玉川上水の水面の方が2mないし3mほど高い。
というわけで、とうとうと流れてくる玉川上水が、すぱっと断ち切られていて、何もない空間とそんなこと知らんぷりの残堀川があり、この画像を撮影している私の背後でまた何もなかったように玉川上水の続きが下流へと流れている。
あれです。大掛かりな手品を見せられているような気分になります。
じっさいは、玉川上水は、残堀川の下をくぐっているわけです。
「残堀川」でウィキペディアを読んでみると、1963年から下をくぐらせるようにしたとのこと。それ以前はよくある川と農業用水路の交差のように、立体交差で川の上を通していたようだ。