山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

自販機の支え棒にニヤリとする


このような物件を見てニヤリとする自分がアホらしいとは思いますが、このようなものにもセンサーが反応するのです。
なぜか?
つまり、よく、川沿いなんかで川にはみ出して建ててあるような家があります。それを連想するからなのです。
川にはみ出して建てるということは、違法建築なわけで、そんなことをしてまで必死になって生きているありさまが「いいなぁ」と思う訳です。そんなところから出発して「倒れそうなものを支えている何か」に思わず反応するようになったわけ。
クロバット的にモノを積み上げて「どうだっ!」と威張っているような現代美術作品をたくさん見てきたけれど、川にはみ出して必死に生き抜いている建物にはかなわないような気がしてならない。
私にとっては、横浜トリエンナーレのなかよりも、外にあったものたちの方がおもしろかったわけでして。