山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

川と線路と白紙の看板


いまじぶんが立っている場所を読み解くための作業をするとして、川と線路はとくに重要な存在になる。
写真のフェンスの向こうは、数メートルほど下を川が流れている。
写真には入っていないが、右手に橋、左手に線路がある。
看板は退色して白紙状態になっている。なぜか「岩澤建設」の字は残っているので、ここに何を書き加えても、それは岩澤建設の発言になると考えよう。
左手のフェンスは破れている。何かがここを突破して、川へとのみ込まれたのか、逃れたのか。
植物が繁茂したらしいが、いまは枯れている。植物の生の執念だけがフェンスにからみついている。
この場所に立って、私は「川は地形をつくるから重要なのは自明のことだけれど、道路よりも線路がより重要なのはなぜだろう」とぼんやり考えている。