山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

ベンチひとつだけの公園


たいていの公園には何か遊具が設置されているものですが、ここはさっぱりきっぱりとしてます。ベンチひとつだけ。
なんだかとても惹かれます。
そのベンチに座ってくつろぎたいわけではなくて、何かここがタルコフスキー監督の映画『ストーカー』における「ゾーン」みたいな感じがするからなのかもしれません。
そういえばずいぶん前に「トラウマ小説」として紹介した『ぴかぴかのきろちょん』も、ある日突然に公園が封鎖されることが物語の中心にありました。
もひとつふと思い出した小説があります。浜松在住で、芥川賞を受賞したこともある吉田知子の短編に、何気ない街中の小公園を扱ったいいものがあったはず。ちょっとひっぱり出して明日再読してみましょう。
この公園の所在地は飯能市稲荷町