山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

赤いものがベッタリ@春日部


所用あってあまりよく知らない夜の街を歩いていた。
「うわっ!」
あしもとに赤いものがべったりとあるので、思わず飛び退く。血のように見えたからだ。
よく見れば何か赤い塗料をこぼして、それが固まったものらしいじゃないの。
「なーんだ」
とは思ったけれど、大げさに驚くという自分の反応ってのが「あまりよく知らない街+夜」であるところからもたらされたのだと今は思う。
知らない街を夜歩くのは楽しい。なんとなく心細いから、軽微な不安がつきまとうからドキドキしてくるのだ。
そういうときは、平時の神経じゃないのね。戦闘モードというか、アッパーな状態というか、とにかく神経がピンと立っているようなかんじ。
いま添付画像をあらためて見ると、なんてことない塗料がこぼれた固まりにしか見えないけれど、そのときは一瞬、血がべったり地面に流れているように思って、アドレナリンがドクドク分泌したのですよ。