山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

8mm自家現像記録ビデオをYouTubeにup!


2004年に多摩映画フォーラムの主宰でおこなった8ミリワークショップ。そのなかで末岡一郎氏に依頼して、自家現像をやる日を一日つくった。その記録ビデオを撮って、編集し、まとまめたのが野田真一郎さんの『じかげん』という作品になった。私は解説ナレーションをしている。
で、野田さんの許可を得て、これをYouTubeにアップした。
これだけ見て8ミリ自家現像のすべてがわかるわけではないけれど、とりあえず百聞は一見にしかずってやつで、言葉で説明するよりも解りやすいかと思う。楽しさも伝わるし。
16分の作品なので、2つに分けた。前半は、
http://www.youtube.com/watch?v=dOco6AFOFCQ
後半は、
http://www.youtube.com/watch?v=lsmAdghhbX0
映像を取り込むために見ていて気づいたのは、この「末岡方式」では、フィルムを現像ボトルに入れるさいに、すでにボトルに水を入れているのね。これがフィルムがくっついてしまう部分を減らすコツのようだ。
それから、前にも書いたことだと思うけれど、現像というプロセスまでも手中におさめることによって、さらなる映像表現の拡張が実現できることは明白だろう。写真家が焼き付け作業によって作品をコントロールしたり、作品を再発見していくのと同じことが、フィルムの動画映像の現像をおこなうことでももたらされる。