山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

なぜ小学生女子レスラーが何人もいるのか


そのまえに『カリフォルニアドールス』について。この作品はビデオ化されてます。DVD化はまだ。シネフィルイマジカで2月28日の午前10時と、その深夜3月1日の3時20分から放送します。
さて、なぜ小学生女子レスラーが何人もいるのかというと、答えは簡単。親がビューティーペアやクラッシュギャルズのファンだった世代だからなのです。
それで思い出すのが私の作品で、インドに小学生を連れていったドキュメンタリー『トモちゃんインドへいく』だ。このとき、べつにインドに思い入れがあるわけでない小学生が、なぜ参加したのか、最初は不思議だったけれど、親と話していてすぐに疑問は氷解した。親がヒッピー世代だったりして、そもそもは自分がインドに行きたかったのだ。それが果たせなかった(果たした人もいるけれど)ので、子どもに託してみたりしたわけですね。ま、全部がそうではないけれど。
ところで、ロリコン的な表現ってのは80年代のサブカルにおける「素養」みたいなものだった。そしてその流れが90年代を通じて生き残っていったということは1999年、2000年あたりの2ちゃんねる創世記のログを仔細に検討してみれば証明できるだろう。
プロレスとは、東京ドームを使用して興行をおこなうような大がかりなスポーツエンターテインメントであると同時に、その触手はサブカル的な場まで手広く伸びている。
80年代90年代には実現したなかった小学生女子プロレスラーが、今世紀になってからひょっこり誕生してしまった背景を考察するのはおもしろい。このことは、さらに映像資料なんかを集めて、かつ真琴やりほなどを輩出している「アイスリボン」という小さなプロモーションに観戦に出向くことなどをして、まだ先のことだけれど11月8日にspaceNEO@神田小川町にてトークBar形式で披露したいと思います。