山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

Z800をポートレートに使う理由

しまった。昨日の記事に画像を貼付けるのを忘れてました。いま、貼りました。ごめんごめん。
ところで小川町での撮影は、私にしては珍しくフジカZ800でおこなったのだった。
ちゃんと動くZ800を持っているのだが、自分の作品ではほとんど使わない。なぜかというと、いろんなことができるZ800だけれど、私にとっては致命的な欠陥があるのだ。
それは、リモコンでのコマ撮りができないこと。これではインターバルタイマが使えない。
ズームの8倍とか、スローモーション撮影とかはめったに使わないので、それならレンズの明るいZX550の方がいい、という判断なのだ。
しかし、mixiで使っている写真をはじめとして、ポートレートでは私は「常用してまーす」という感じで、Z800を手にしている。これは嘘だ。嘘だけど、それなりに理由はある。
そもそもいつも使わせてもらっているポートレート写真は、首藤幹夫さんに撮ってもらったもので、これはBOX東中野での山田さんとの全作上映のチラシのために撮影されたもの。つまり山田さんとセットになっての撮影だったのだ。山田さんは常用しているフジカP500soundを手にしている。そこで、私がZC1000を持つというのは、映像作家としての先輩に対して失礼なような気がしたのだ。それに、写真としての絵ヅラとしても、Z800の方が似つかわしいという感じがした。
インターバルタイマを使う人なんて限られている(私だけ?ってことはないにしても)から、あわててZ800を擁護しておくけれど、いいカメラです。とくにバルブ撮影できるのはZC1000とZ800だけだし。ファインダーも見やすいし。