山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

エルモGS1200の修理を試みる


先日の8ミリお稽古教室のときに、GS1200の3号機の巻き取りができなくなってしまった。23日からの「アンダーグラウンドの鉱脈」に使用することになっていたので、ラ・カメラに常置してある2号機を持ってきてもらってなんとか上映をやってもらった。
本日、自力でなんとかならないだろうかと思い、いじくってみることにした。その経緯を書いておこう。何かの役に立つかもしれないので。
結果を先に書くと、一時的だとは思うが修復できた。故障の原因は、巻き取り用のモーターの歯車のひとつが破損したことが原因だった。交換することはできないけれど、なんだかんだといじっているうちになんとかなった(変な音がするけれど)。
まず裏蓋を開く。スピーカーにつながる線があるけれど、これ、本体側下の茶色のコネクタが外れるようになっているので、撤去することができた。
次にトランスをはずす。トランスは4つのネジで固定されているので、ネジを本体内に落とさないようにはずす。トランスは重いので手で支えながら慎重にパーツをつぶさないようにする。
そして巻き取り用モーターをはずす。ネジは3つ。モーターに3つ、樹脂製の歯車がついてくるが、この一番外側のものが割れていた。この外側のものは、リールへの巻き取り具合によって、いつも一定の割合で空回りするようにできている。そこが、割れたことでバランスがとれなくなったのではないかと推測した。そこで、この歯車の軸にある微少なネジを適当にしめたりゆるめたりしてみた。このネジは精密ドライバーの一番小さいマイナスよりも小さいので、さらに小さいものを用意しないといけないようだ。
添付画像はトランスをはずしたところ。右上にあるのが巻き取り用のモーター。