山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

シネヴィス月例上映会に参加

子連れでシネヴィスの月例上映会&懇親会に参加。
シネヴィスとは8ミリ16ミリの専門店。昨年末に相模原市津久井湖町に移転してきて、この春あたりから大きな新店舗(兼自宅)で営業を開始した。それとともに、この夏あたりから、月末の日曜日、持ち込み上映会と懇親会を行っている。
新店舗は津久井湖町。ここはJRおよび京王線橋本駅からバスで20分以上かかるところ。遠いのだけれど、お店に行くという感じより、なんとなくなじみの酒場に足を運ぶような感覚でつきあえてしまうところが魅力だ。
一言でいうと8ミリサロンなのね。
2ヶ月にいちど、大田区で開催される「東京8ミリシネ倶楽部」と似ているのだけれど、シネヴィスのほうはお店であるという性格もあって、大学生ぐらいの年齢の初心者も参加していたりするところが特徴だろうか。あとは、むかしの小型映画(シネクラブ)系の人も、自主製作映画ノリの人も、私のような実験映画に洗脳されている人も、それぞれさまざまな表現スタイルが、ただ「フィルムはいいっスよね」という一致点で集っているのがおもしろい。
これは音楽における「混血的大衆音楽」が生まれるような場といっしょかもしれないですよ。
そうであるなら、観客に徹しているひとにはオススメできないかもしれないけれど、映像表現をしている側のひとにとってはじつに刺激なりヒントなりが叩き売りされている(売ってもいないや。もってけ泥棒状態ですな)という、ありがたいような奇跡的でもあるような場所なのだ。
写真はまたしても撮り忘れた。撮ることに気がまわらないほど刺激的だったということ。