山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

うろつきに理由はない


きょうはうろうろと街をあてどなくさまよい歩いているだけの一日。
昼間は東京都西部のとある街をうろつき、宵の口あたりは埼玉県のとある駅で降り、その周辺をあてなく大きく一周して歩いた。
前にも書いたと思うけれど、私は道に迷わない。どちらの方角に何メートル歩いたかを自然に頭に入れていて、おおざっぱに出発地点からどのくらいの方向と距離にいるかを感知してしまうのだ。だから、ごくたまに道に迷ったりすると、とてもうれしい気分になる。
だいたい方角がわからなくなるということがわからない。昼間、太陽が出ていれば当然方角はわかる。曇っていても、地上波テレビアンテナの方向とか、BSパラボラアンテナの方向を見れば方角はわかる。夜は、北極星とは言わないけれど、たとえば空がより明るい方向はどちらかを最初に認知しておけば問題はないはず。
うろつきに理由はない。うろつきは快楽だから。
昨日、メモ用紙を処分していたら、1994年の最初の「東京いい路地ソソる路地」探索のときのメモがあった。それには「路地はドラッグである」と走り書きしてあった。なるほどねぇ。言えてる。そう書いたのは忘れていたけど。
ま、それはともかく、最近は退色した看板にぐっとくる。添付写真のなんて、なかなかいいでしょ。脳内快楽物質がドクドクと分泌しませんか。しない。ああそうですか。