山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

シングル8亡き後どうする?


最近記載してないけれど『銀河のどんぶり直し』は粛々と10分1コマ、1日8秒を刻んで進行している。
夜、そのカメラ(ZX550)のそばに立ってぼんやりと「シングル8亡き後どうする?」と自問する。
シングル8の現像料金は値上げになった。サイレント仕上げでビックカメラ価格1261円。いくら8ミリがいいといっても、無制限に値段が上がってまで8ミリを選択し続けることはないだろう。と思う。
値段が上がっても購入できるのは、映像教育機関だけかもしれない。個人が自腹で8ミリ映画を製作するというスタイルは滅びるしかないのか。
8ミリが貧乏な学生でも映画(らしきもの)をつくれる手段として手頃になってきたのが70年代後半。そのときは「おお、映画の女神さまがわが4畳半まで降臨してくださる。ありがたや」ってかんじで、わたしたちはこぞって自主製作映画に熱を上げたものでありました。それから30年。もちろん16ミリに比べればまだまだ安価だけれど、ふたたび貧乏人の手からは離れていくような感じ。