山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

道に迷う快楽もあり


京島まで折りたたみ自転車をピックアップに出かける。
ちょうど私の母にカーナビ購入を頼まれ、中古が手元に届いたので使ってみることにした。
地方でレンタカーを借りて仕事をするような時には、便利に使っているものだけれど、さすがは東京、ビルが林立しているところでは不正確な表示が出てしまう。そして、そういうような場所に限って肝心なナビが必要だったりする。
あともうひとつ気になったのは、カーナビってのはUターンの指示はしないのでしょうかね。道をはずれた時、Uターンすれば簡単に解決するものを、たいへんな遠回りをして復帰されされたりした。
ま、それは細かいことなのでどうでもいい。
しかしいつも現在位置が表示されているってのは、なんかおもしろくない気になってきた。字のきたない人にとってワープロが福音だったように、方向音痴のドライバーにはカーナビは福音だろう。しか~し、道に迷う快楽ってものもある。それを手放してしまうのは惜しいように思うぞ。
道に迷うことは不安だ。しかし、道に迷ってさまよい、出会う何気ない風景が、なぜか心をリフレッシュしてくれたりするでしょ。忘れていた記憶がよみがえることもある。何よりも、今日で世界は終わってしまうかもしれないと、どこか心の底でおびえていた幼い頃の心のしこりを刺激してくれます。
添付写真はもうだいぶ押上駅に近いあたり。異様に下に貼られたマルフク。