山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

いい路地の条件


狭く、蛇行していること。そして奥深いこと。
つまるところ、どこか別世界へと通じているかのような閉塞感だ。狭く、蛇行していることで見通しが悪く、ストロークが長いことで「どこかへ持っていかれる」感が強くなる。
狭さはとりあえずは「車が入ってこれないこと」。しかし狭すぎると「隙間」「軒先」という感じになってしまって、路地という気分ではなくなる。その判断基準としては、自転車で入れるかどうか、かもしれない。85cmぐらいかな。添付写真ぐらいの感じが優良物件だと思ってます。
こういう条件だと「水路敷」物件が多くなることが、前回の調査でわかった。もともと水路だったところにふたをして、人が通れるようにした道ね。もともと水路だったわけだから、家が立ち並んでいても、路地に向けて玄関口があるということがない。そのために迷路感が醸し出されてくるわけだ。