山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

路地コレ、江戸川区・葛飾区その他


東方向の一番遠い区の路地を再訪。
誤解している人が多いのだけれど、いい路地があるかどうかは、まず住宅地図を読み込んで候補地を抽出している。ゼンリンという会社が出していて、一冊2万円ぐらいしていたのだけれど、23区に限って1冊2000円ていどで徳間書店が発売したのだった。それを購入して熟読吟味し、効率よくまわるルートをつくったうえで、自転車で調べてまわったのが1994年のこと。
その住宅地図をあらためて見ていると、なぜか調査対象としてチェックしていながら、当時は訪問していない場所がいくつかある。どうせならこの際、そこらへんもやっつけてしまおう、ということで今日は2カ所、初調査の路地があった。どちらもたいしたことはなかったが、今後、思わぬ発見があるかもしれない。
添付写真は小菅の東京拘置所の東側。ここは「狭く蛇行している」という要件からははずれているけれど、拘置所のコンクリートの壁と、水路側の壁が絶妙な圧迫感をつくっているので、やはりいいと思った。
ベスト87の中ではもっとも東端になる葛飾区金町の路地(水路敷)は、工事で寸断されていた。