山崎幹夫の各種センサー

8mmfilmの情報を提供&映像制作ノートとして始まったが、8mmfilmの死去で路上観察ブログになり、現在はイベント告知のみ

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ZC1000に関する自慢にならないこと

ZC1000に限らず、シングル8カメラの多くにはフィルムを入れるところに丸い覗き窓があります。これは中にフィルムを入れたとき、フィルムの巻き取り側の芯の軸のところの白い点が見えるようにするもので、その白い点が回転していることでフィルムが送られて…

ZC1000の今さら気づいた機能

添付写真はZC1000のバルブクランクを差し込む部分のドアップ。左がそれだが、いまさらならながら、よく眺めてみると、その右にあるへこみと、そのさらに右にある突起の役割がわからない。これって、位置からして、バルブ(手動)撮影に関係する自分の知らな…

レリーズ破損の原因は金属疲労

ラブホでの撮影で非常に困ったことがあった。それはレリーズが破損して使えなくなってしまったことだ。 なんでもできるカメラだと私も思い込んでいたZC1000だが、なんとっ!ランロック(シャッターボタンを押すと、そのまま解除するまでカメラが回り続ける機…

ろうそく100本は失敗

風もおさまっているし、ろうそく100本に挑戦ってことで、松本くんとその細君まで動員して公園オブジェに向かうが、失敗。ちょっとした風でろうそくは吹き消されてしまう。ビルや住宅が密集している場所でないから、風の通りもいいのだろう。しかたなく、バル…

UFOというか流星を撮影

台風の影響でスタンバイしていたが風が強くて「オブジェにろうそく100本立ててバルブ撮影」は断念。ま、あせることはないが松本くんに手伝ってもらえるのは今月いっぱいという限界はある。 しかたなく夜になって2重撮影でUFO(というか流星)を撮影。なんて…

ラブホ部分の撮影

台風直撃。なのでまずは公園オブジェでのシーンを撮影してずぶ濡れになる。びしょびしょのままラブホへ。平日だというのに部屋は7割がた埋まっている。 ミュウさんはプロなのでさくさく撮影は進む。絵コンテを渡した段階では思いついていなかったカットも撮…

明日、ラブホ部分の撮影

絵コンテはもう出演交渉するときに書いた。この添付写真は自分用。なのでチェックシートみたいな感じで、撮り漏らしがないように、さらに現場で興奮して映画全体のことがわからなくならないように、いろんな指定が書き込まれている。 ラブホに許可は取ってな…

仮題『世界から漏れていく場所』

今日も撮影に向かった。昨日ほど暑くなく、オブジェ内で涼んで、ちょいと撮影、無理をせずまたオブジェ内に避難の繰り返しで1ロール撮る。 添付写真は、今日持参した折りたたみ自転車にZC1000をつけてバルブ撮影や多重撮影を試みているところ。 ところで仮…

新作の撮影スタート

暑いです。早々にヘタばりました。なにしろ、オブジェの周辺は砂場になっていて足下からじりじりと熱してくる。しかも周辺にはまったく日陰ってものがない。それでオブジェの中に飛び込んで見ると、涼しい。洞窟みたいな原理ですな。そこで休息してまた撮影…

出演者決定

まだタイトル未定だが、例のタコ山もどきとラブホを往還する作品に出演してもらう女優さんが決定した。写真の人です。ミュウさんという人。これまで企画ものビデオなどに700本も出ているらしい。 と、これを読んで「なんだ自主映画じゃないのかよ」と思う人…

だいたい固まってきた

昨日書いたこと、つまり何人かの異形の女がラブホで何らかのパフォーマンスするという作品は、次の次にしよう。とりあえずは当初にかたちになりつつあったもの、つまりタコ山もどきのコマ撮り映像(夜間のバルブもあり)と、そこから見えるラブホの中で、男…

『海辺の記憶」は身体改造願望か?

添付写真は私の左手のドアップ。23年前、私はこの手の甲をカッターナイフでうっすらと切って、そこからじんわりとしみ出してくる血を撮った。『海辺の記憶』という4分の映画だ。これは最初、イメージフォーラムがやっていた「新作ショーケース」というプロ…

悪魔的儀式をするラブホとは

タコ山もどきから見えるラブホは調べてみるとホント、フツーのラブホだ。つまり、バブル崩壊後のあっさりシティホテル風の部屋ばかりのようだ。ま、そういうフツーのラブホの一室にて、わけのわからない行為がおこなわれているとことに「怖さ」があるのかも…

『バオバブ』アフレコ

『バオバブのけじめ』は同時録音をしているが、2か所ほど不具合が生じてアフレコということになった。美学校のMAルームにてモニターを見ながらの口パクをする。録音する部分は短かったのでそれほど時間はかからずに終わったが、ここでも私、何回かセリフを…

UFOを出すか、この空に

昨日はソニーの件で書かなかったが、例の公園のタコ山もどきをチェックに行った。空のヌケを確認したかったからだ。 というのは、この空にUFOでも走らせようかと考えたわけです。『ルシファー・ライジング』をもじるなら、そこまでやらないといけないような…

脈絡なく連想暴走

きょうは坂戸市郊外にあった神秘珍々ニコニコ園というところに行ってみた。「あった」と書いたのは、もう何も残っていかったからだ。ありし日のここを紹介したサイトはこれ。 http://www.telnet.or.jp/~ucb/keiji/nikoen/ ようするに電波系な個人秘宝館なの…

『非解釈2』?

添付画像は私が20歳ぐらいの時につくった『非解釈』という作品のスチール。これが私の現在も続くゴチャマゼ路線の原点でもある作品で、日記的映像をベースにして、夢の文法みたいなリズムで、やや暴力的なイメージをふんだんに盛り込んだ作品。ここで主人公…

さらにロケハン(彷徨)する

語のほんらいの意味では、イメージやシナリオに合った撮影場所を探すことなのだが、私の場合、その場や出くわしたモノから触発されてコンセプトが成立することが多い。多いというか、ほとんどだ。刺激は多い方がいい。だからうろうろと彷徨(さまよ)う。 本…